会社概要
ワークマンは、アパレルの製造小売業です。作業服、軍手、安全靴などを販売する職人御用達のお店です。
会社名 | 株式会社ワークマン |
本社 | 東京本部 東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO 関東信越本部 群馬県伊勢崎市柴町1732 |
設立 | 1979年11月30日 |
資本金 | 16億2271万円(2020年3月末) |
売上高 | 1,220億44百万円(2020年3月期) |
事業内容 | フランチャイズシステムで作業服及び作業関連用品を販売する専門店をチェーン展開 |
従業員数 | 305名(2020年3月末現在) |
代表者 | 取締役社長 小濱 英之 |
取扱商品
ワーキングウエア(作業服)、つなぎ、防寒着、鳶衣料、防水防寒着、 レインスーツ(ストレッチ、透湿)、レインウエア、合羽、ヤッケ、 アルミジャンパー、アルミベスト、カーゴパンツ、安全靴、キャップ、 セーフティシューズ、長靴、安全長靴、衛生長靴、厨房シューズ、 地下足袋、防寒靴、靴下(五本指、先丸)、革手袋、ゴム手袋、軍手、 白衣、不織布、エプロン、安全帯、マスク、ヘルメット、工具、ベルト、 冷感(クール)肌着、防寒肌着、ハイネック、Tシャツ、ポロシャツ、 コンプレッション、イベントユニフォーム、オフィスユニフォーム(事務服)
沿革
ワークマンは、株式会社いせや(現ベイシアグループ)の一部門でした。「職人の店 ワークマン」として1980年に群馬県伊勢崎市に1号店をオープンし、その後、1987年に100店舗、1991年200店舗、1995年300店舗、1999年に400店舗、2001年に500店舗、2007年に600店舗、2011年に700店舗、2017年に800店舗と順調に店舗数と売上を伸ばしてきました。
そして、2018年に一般消費者をターゲットにしたワークマンプラスという新ブランド店を立ち上げ、話題となっています。
経営理念
「機能と価格に新基準」
世の中にない高機能ウェアを低価格で開発して、生活者の価値基準を変えます。
ワークマンの企業としての社会的なミッションは 「働く人に、便利さ」 をお届けすることです。当社は働く人のために、高機能、高品質でありながらできるだけ低価格にした商品を販売しています。製造小売業(SPA)をめざす当社の自社製品比率は35%を突破して、プロのお客様の過酷な使用環境に耐えるプロ品質と高い機能をもつ製品を開発しています。また、専門店としての幅広い品揃えと値札を見ないでお買い上げ頂ける安心の低価格で、働くお客様にとって便利な専門店チェーンを実現します。
ワークマンはお客様のご支持を受け、設立以来着実に成長を続けており、宮崎・鹿児島の2県を除く全都道府県に800以上の店舗を出店しています。人口10万人に対して1店舗を出店して、全国どこでも近くにワークマン店舗があるようにします。店舗数の伸長に伴い、年間で延べ3000万人ものお客様がワークマンでお買い上げ頂いており、個人向けのワーキングウエア(作業服)、つなぎ、鳶服、防寒着、安全靴、長靴、レインスーツ(合羽)と作業関連用品の小売りでは、圧倒的 No.1 のシェアを確保しています。
当社の成長を支えてきたものは店舗運営の標準化、こだわりの商品開発と全国ネットのTV番組提供や新規進出地区での大量のスポットTV CMによる知名度の向上です。ワークマンが独自に開発した高機能で耐久性に優れた低価格製品は、プロ顧客以外にバイク・釣り・スポーツ・アウトドア用として一般顧客のお買い上げが増えています。一般顧客を意識した製品のデザイン性の改善や、屋外での連続使用を前提としたプロ品質と防寒性、耐水性、透湿性、ストレッチ性、抗菌性などの機能が口コミで評価され人気化しています。
ワークマンは1997(平成9)年9月に多くの関係先のご支援を得て、株式を公開しました。株式の上場はワークマンの企業としての信頼性を高め、企業基盤を強固にしました。上場以来の当社の右肩上がりの成長性が株式市場で評価され、高い株価を付けています。社員一人あたりの株式時価総額では上場している小売業で1、2位を争っています。
信条
経営基本方針
ビジネスモデル
ワークマンは現時点で35%が自社製品、65%が仕入販売ですが、ユニクロのようなSPA(製造小売)を目指しており、今後自社製品比率は高まっていくものと思われます。自社では製造拠点を持たず海外工場に大量生産委託することで低コストを実現しているようです。ビジネスモデルのイメージはこんな感じかと思われます。
出店戦略
商圏人口10万人に1店舗という方針だそうです。2020年5月末時点で869店舗あります。うちワークマンプラスは178店舗です。
直営店、加盟店の内訳は、直営店35店舗に対し加盟店834店舗です。